親が余命いくばくもない話
- kakapoacu
- 3月15日
- 読了時間: 3分
親が入院したと言う話を以前、
お伝えしました。
誤嚥性肺炎と転倒による脳出血で
入院した父、私の父は認知症を患って
要介護になり8年になります。
入院から1ヶ月以上経って
やっと会える事になりました。
そこで言われたのは‥
癌が発見され、恐らく余命1ヶ月、
強度の認知症で介護なしには
成立しない父、しかし、
動作、以外は割と健康でこの先、
何年もこんな介護生活が続くと
思っておりました。
介護生活8年、この8年の間、
何度も入退院を繰り返し(ほぼ転倒で怪我)
認知機能も良くなったり悪くなったり、
自由気ままに生きて、
家庭を顧みない父
自業自得で健康を害し、
家族に大迷惑をかけて生きて来た父、
それでも、なぜか愛され生きて来た父
あと、10年位は、
今の日常が続くのかと予想していた最中
突然、癌に罹患、、
人間がどうなるかは本当に
誰にもわからないものです。
とにかく、今、父は
自分が病気を患っていると言う事さえ
理解出来ない状態で、
(短期記憶は10分と持ちません)
その状態で自分が、
なぜ病院にいるのかも理解出来ない為に、
ベッドから起き上がって動いてしまい
転倒してしまうと言う状態です。
なので、病院では手足を拘束されております。
どう考えても、何も手を出せない状態に
遂になってしまいました。
不謹慎かもしれないけど、
このままベッドの中で縛られて、
パニック状態、そこから薬で落ち着かされ
その繰り返しをして過ごす位なら
安らかに逝かせてあげたい。。。
それが良い考え方なのか、どうか、
自分でも、分からずただ状況を待つ
しかない日々がもうずっと続いております。
高齢化の日本、私と同じ様に親の介護を
してる方は沢山いると思います。
特に酷い認知症になってしまうと
家族は本当に辛い想いを毎日、毎日、毎日
味わう事になると思います。
私は父が、認知症で要介護5になった時、
介護関係の友人からこう言われました。
『〜君、絶対に一人で抱え込んだら駄目だよ
プロにお願いして、家族がみると
大変な事になるよ』と。
その言葉を聞いて、
シッカリ介護について調べ、
地域包括支援センターに連絡を入れて
ケアマネジャーさんとお会いして、
介護関係の様々な方々やサービスを
利用させて頂きました。
ニュース等で介護鬱で悲しい事件などをみると、
自分もそうなってても
おかしくなかったと思う事があります。
それだけ私の場合は少なくない方々に
助けて頂きました。
8年、けして短くない時間でしたが、
それも、もう終わるのかと思うと、
安堵なのか、安堵しても良いのか
複雑な感情が湧き出て来るのが本音です。
今後、家族が要介護になった、 又は、将来的になりそうな方々は、 ある程度、介護について、 知っておく事も良いと思います。 絶対に一人で抱え込んでは駄目だと思います。 また、状況が落ち着いたら ここで気持ちを吐き出してしまうと思います。 明るい話ではありませんでしたが、、

ご拝読ありがとうございます。





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